• 2006.02.27 Monday

サラバ、ブバイ

今週より会社が多摩川の向こうへ(ってか、かなり彼方へ)移転。これより3月いっぱいは片道2時間弱の通勤である。あ〜。

1年弱を過ごした分倍河原ともお別れとなったので、会社周辺で撮影していたがアップしてない写真からセレクトしてみるシリーズ。サラバ、ブバイ第1弾、題して「道端で見つけたもん」。

パトロール中の!たぬき
はいっ、いきなり狸です。拡大してみると「パトロール中」って書いてありますがな。狸のパトロール…。酔っ払いだからアテにならんわなぁ。

門
旧甲州街道沿いの立派な門構えのお屋敷。歴史的意義を調べようと思いつつ、やってません。これ、冠木門ですよね。塀も見事な「瓦塀」でおます。

  • 2006.02.16 Thursday

富士山と大阪城〜めでたい春

新幹線からキレイに見えた富士山。連写 by のっち。
富士山2

富士山

2/11(土)、朝7時の新幹線で娘のっちといっしょに大阪へ向かった。メインの用事は「のっちの父の再婚」。あーつまり私の前夫ですね。めでたいことに再婚と相成り、娘は結婚式と披露宴に出席することになったのである。

できれば友人として私も式に出席して祝いたかったが、初婚のお嫁さんの気持ちを優先し、元嫁は出しゃばらないことにした。のっちを教会に送り届けたらさっさと消えて、地元の友人3人と優雅にランチしてお茶して有意義な時間を満喫。ってか実態は「かしましい関西のおばちゃん」をやってたわけだが。

それにしても久々の阪急電車、久々の夙川近辺は懐かしかった。人が多すぎず、それでいておしゃれなレストランが楽しめて、ちょっと車で走れば眺望抜群のカフェへ行ける。のっちが結婚式&披露宴に出ている5時間ほど、懐かしい地で旧友とおしゃべりするのは至福のときであった。

中高時代をいっしょに過ごした友人たちは、それぞれに幸せそうだ。ひとりでも大変なのに3人、4人の子育てをしっかりやってたり、家庭も仕事も頑張っていたり。みんな関西にいるのが私にはうらやましい。何と言っても、ふるさとだもんね。

披露宴後はのっちを迎えに行き、今度は披露宴に出席していた友達と久々の再会を楽しんだ。元夫とはいまだに共通の友人が多いので、これも自然の成り行き。のっちも友人夫妻の娘さんとたっぷり遊んでいた。

さて夜は有馬に1泊。お高い旅館ではなくミント・インリゾート・アリマという小さなペンション。でも温泉は源泉の金泉(紅茶色の温泉)でなかなかよい。惜しむらくは入浴時間が夜は11:00まで、朝は9:00までと、けっこう制限されていること。夜ぎりぎりに入ったら小さな浴室は満員状態であった。

翌朝起きたら、有馬は一面雪景色!
有馬、雪の朝

日曜は大阪の友人夫妻のおうちへお邪魔しお昼をご馳走になった後、2年ぶりぐらいで大阪城へ行った。いつ見てもデカイ大阪城。さすがの威容を誇る。

大阪城遠景

地元で、たくさんの人と会ってしゃべって200パーセントぐらいリフレッシュして帰京すると、1日会ってないだけなのにぽんが何だか懐かしい。今の私の幸せを支えてくれてるのは、ぽんなんだなあ、としみじみ思ったことだった。

  • 2006.02.08 Wednesday

食塩水で桜一輪

首都圏の中学受験ピークは2/1からの数日間。家庭によっては1月中の入試(主に千葉、埼玉)を「慣れるため」だけに受けたりするそうだが、我が家はそんな余裕もなく、いきなり本番となった。

1日目、のっちが「受かっても行かないよー」なんて言っていた女子校にあれれ?で落ちた。いちおう安全圏だったのだが、時間配分がうまくいかずケアレルミスも多発の模様。朝からじとじと雨だったし、山手線は15分ぐらい遅れたし、なんか気分も晴れなかったし…。

昨今は当日夕方にホームページ上で合格発表する。朝早くに受験に行き、帰ってきてほっとする間もなくそわそわと発表待ち。で、番号がない! まあ、いいやん、どうせ行かないつもりだったんでしょ、と慰めるが、予想に反して本人ヘコんでおる。うーん悔しいらしい。念のために願書を出しておいた同じ女子校の3回目の試験(2/5)でリベンジすると言う。ここは2回受けても受験料がオトクだったので一応出しておいたのが奏功。リベンジを決意するとケロリンと気を取り直し、心は翌日の第1志望へ。当日発表ってのは、この気持ちの切り替えがけっこう大変なのだ。

2日目、ここだけ面接があるので、のっちはおめかしする(親の面接はない、ほっ)。お洒落するだけでのっちは満足し、ウレシイらしい。ああ単純。嬉しそうに試験会場に入って行き、にこにこ顔で出てきて「あー楽しかった!」。で、出来は?「あー、たぶん無理。奇跡起こらないと無理。でも楽しかったんだよー」。はいはい、受験を楽しめてよかったです、ほんと。昨日ヘコんでいたのはどこの誰だ? 結果、奇跡は起こらず。うららかな晴天も味方にはならないか。

3日目。前日の第1志望校の2回目にも願書を出してあったのだが募集人員が少なく狭き門。2科目受験は、より厳しいことをこの2日間で思い知ったので、本人了解のもと、もう1校願書を出してあった第2志望校を受けることにした。ここも「プロテスタント系共学」というのっちの希望通りだが安全圏には程遠いため、本来なら「第2志望」とは言うのはおこがましい。

遠いので暗いうちに家を出る。暗いよー、おなかすいたよー、の声を無視し、とりあえず最寄り駅に急いで7時到着。近くのジョナサンで朝食を取ることに。

案内された席の隣では、女子大生風の2人がすやすやと就寝中。あら徹夜明けですね…。隣でかしましく朝ごはんを食べる私たち家族3名のせいなのか、ひとりが起き出す。そして、なぜか「予習シリーズ5年(講師用)」を取り出して読んでいるではないか! これは進学塾・四谷大塚作成の有名な中学受験問題集で、他の塾でも多く使われている。ジョナサンを出るとき「塾の先生やってるんですか?」と声かけてみたら、当たりでした。うちのコもその本でお世話になりました、と妙な会話を交わしてサヨナラ〜。

のっちは朝定食のごはんを残すのはイヤと、ふうふう言いつつ全部平らげた。そんなに食べて腹痛になっても知らんぞーというペース。結果、時間ぎりぎりに学校到着。校門には受験生の姿はもうなく、恒例の大手学習塾の応援隊だけがずらりと並んでいた。これはいつ見ても壮観。

3連チャンの受験をとりあえず終えて、よれよれと帰宅。のっちは残る2/5リベンジ用に、ちょっとだけ塾の先生に過去問対策を聞きに行くことになった。地元の塾なので自宅から徒歩5分ゆえ、こういうときはラク。今回の発表時刻は5時。「気持ち早く発表します」とのことだったがPHSで見ている限り、発表はまだだ。4時50分、塾にいたのっちから電話があって「合格してるよー!」。えー?えええ?

あわててぽんがPCをつなぎ、画面を見ると番号があった。番号を確認してなお電話口に向かって「えー、< うそー >!」と叫んだ私。後から聞くと電話の向こうで、塾の先生たちはワタシの驚き慌てぶりに爆笑していたらしい。

ぽんといっしょにのっちを迎えに行く。塾の先生にお礼を言い、なぜかあまり嬉しそうでないのっちを連れて帰る。慌てて家を出たのでマフラーも忘れ、夕方の風がサブイ。でもウレシイ。サブイ、ウレシイ、きゃはははー、よかったあー。臆面なく喜び合うぽんとワタシの横で、のっちが一番冷静だった。あー疲れたああ〜。「出社しても仕事が手につかないから」と一番心配して、いっしょに3日間休みを取ってくれたぽんが一番嬉しそうだった。思えば併願校選びも全部ぽんがやってくれたのだし。合格は、ホントにそのおかげなり。ぽん、ありがとうっ! 

ワタシなんて、通勤途中にある第1志望校に願書を出しに行ったら、駅を寝過ごすわ、次の駅から慌ててタクシー乗ったら違う学校に連れて行かれ(名前は似てた、でも男子校だった!)待合室で15分待つまで気づかない…を筆頭に、まったくアホな母であった。

受かった理由:さすがに受験3日目となると、時間配分もきっちりでき、見直しもちゃんとやったらしい。苦手な算数では無理だと思った「旅人算」を潔く捨てて、唯一得意だった「食塩水の濃度」の問題に集中したそうだ。なぜか大好きで心待ちにしていた食塩水の計算が最後の日に出て、よかった。

まさに食塩水のおかげで、うちにも桜が1輪、舞い込んだわけなのだった。

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トラ的bikeのポタDays
…てか最近はballetな日々

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