首都圏の中学受験ピークは2/1からの数日間。家庭によっては1月中の入試(主に千葉、埼玉)を「慣れるため」だけに受けたりするそうだが、我が家はそんな余裕もなく、いきなり本番となった。
1日目、のっちが「受かっても行かないよー」なんて言っていた女子校にあれれ?で落ちた。いちおう安全圏だったのだが、時間配分がうまくいかずケアレルミスも多発の模様。朝からじとじと雨だったし、山手線は15分ぐらい遅れたし、なんか気分も晴れなかったし…。
昨今は当日夕方にホームページ上で合格発表する。朝早くに受験に行き、帰ってきてほっとする間もなくそわそわと発表待ち。で、番号がない! まあ、いいやん、どうせ行かないつもりだったんでしょ、と慰めるが、予想に反して本人ヘコんでおる。うーん悔しいらしい。念のために願書を出しておいた同じ女子校の3回目の試験(2/5)でリベンジすると言う。ここは2回受けても受験料がオトクだったので一応出しておいたのが奏功。リベンジを決意するとケロリンと気を取り直し、心は翌日の第1志望へ。当日発表ってのは、この気持ちの切り替えがけっこう大変なのだ。
2日目、ここだけ面接があるので、のっちはおめかしする(親の面接はない、ほっ)。お洒落するだけでのっちは満足し、ウレシイらしい。ああ単純。嬉しそうに試験会場に入って行き、にこにこ顔で出てきて「あー楽しかった!」。で、出来は?「あー、たぶん無理。奇跡起こらないと無理。でも楽しかったんだよー」。はいはい、受験を楽しめてよかったです、ほんと。昨日ヘコんでいたのはどこの誰だ? 結果、奇跡は起こらず。うららかな晴天も味方にはならないか。
3日目。前日の第1志望校の2回目にも願書を出してあったのだが募集人員が少なく狭き門。2科目受験は、より厳しいことをこの2日間で思い知ったので、本人了解のもと、もう1校願書を出してあった第2志望校を受けることにした。ここも「プロテスタント系共学」というのっちの希望通りだが安全圏には程遠いため、本来なら「第2志望」とは言うのはおこがましい。
遠いので暗いうちに家を出る。暗いよー、おなかすいたよー、の声を無視し、とりあえず最寄り駅に急いで7時到着。近くのジョナサンで朝食を取ることに。
案内された席の隣では、女子大生風の2人がすやすやと就寝中。あら徹夜明けですね…。隣でかしましく朝ごはんを食べる私たち家族3名のせいなのか、ひとりが起き出す。そして、なぜか「予習シリーズ5年(講師用)」を取り出して読んでいるではないか! これは進学塾・四谷大塚作成の有名な中学受験問題集で、他の塾でも多く使われている。ジョナサンを出るとき「塾の先生やってるんですか?」と声かけてみたら、当たりでした。うちのコもその本でお世話になりました、と妙な会話を交わしてサヨナラ〜。
のっちは朝定食のごはんを残すのはイヤと、ふうふう言いつつ全部平らげた。そんなに食べて腹痛になっても知らんぞーというペース。結果、時間ぎりぎりに学校到着。校門には受験生の姿はもうなく、恒例の大手学習塾の応援隊だけがずらりと並んでいた。これはいつ見ても壮観。
3連チャンの受験をとりあえず終えて、よれよれと帰宅。のっちは残る2/5リベンジ用に、ちょっとだけ塾の先生に過去問対策を聞きに行くことになった。地元の塾なので自宅から徒歩5分ゆえ、こういうときはラク。今回の発表時刻は5時。「気持ち早く発表します」とのことだったがPHSで見ている限り、発表はまだだ。4時50分、塾にいたのっちから電話があって「合格してるよー!」。えー?えええ?
あわててぽんがPCをつなぎ、画面を見ると番号があった。番号を確認してなお電話口に向かって「えー、< うそー >!」と叫んだ私。後から聞くと電話の向こうで、塾の先生たちはワタシの驚き慌てぶりに爆笑していたらしい。
ぽんといっしょにのっちを迎えに行く。塾の先生にお礼を言い、なぜかあまり嬉しそうでないのっちを連れて帰る。慌てて家を出たのでマフラーも忘れ、夕方の風がサブイ。でもウレシイ。サブイ、ウレシイ、きゃはははー、よかったあー。臆面なく喜び合うぽんとワタシの横で、のっちが一番冷静だった。あー疲れたああ〜。「出社しても仕事が手につかないから」と一番心配して、いっしょに3日間休みを取ってくれたぽんが一番嬉しそうだった。思えば併願校選びも全部ぽんがやってくれたのだし。合格は、ホントにそのおかげなり。ぽん、ありがとうっ!
ワタシなんて、通勤途中にある第1志望校に願書を出しに行ったら、駅を寝過ごすわ、次の駅から慌ててタクシー乗ったら違う学校に連れて行かれ(名前は似てた、でも男子校だった!)待合室で15分待つまで気づかない…を筆頭に、まったくアホな母であった。
受かった理由:さすがに受験3日目となると、時間配分もきっちりでき、見直しもちゃんとやったらしい。苦手な算数では無理だと思った「旅人算」を潔く捨てて、唯一得意だった「食塩水の濃度」の問題に集中したそうだ。なぜか大好きで心待ちにしていた食塩水の計算が最後の日に出て、よかった。
まさに食塩水のおかげで、うちにも桜が1輪、舞い込んだわけなのだった。
春休み最後の週末。
最近忙しくて夜は8時前には帰宅できず、土日も持ち帰り仕事やたまった家事に追われて、ぜんぜんのっち(今度小6になる娘)をかまってあげられなかった。
「どっか連れてってー。もう春休み終わっちゃうよ〜」とブリブリ言うのっちをなだめるため、昨日は久々にボウリングに連れて行った。よくいっしょに行く同級生の親子を誘ったものの用事があってダメで、今回はのっちと私の母子ふたり。
荻窪の駅前には2軒もボウリング場がある。どっちも初めてだったが「3ゲームパック」のあるユアボウルに行くことにした。どうせ3ゲームは絶対にやるのだから、最初からパックになってたほうがお得(貸靴料がサービスになるのだ)。
のっちも私もボウリングが格別うまいわけじゃない。ガーターにならないようガードのついたレーンで、ぼちぼち投げて楽しむ程度なのである。ガードついてても100点超えればラッキー!ってなレベルの私たち。
ふたりで3ゲーム。ぽんぽんとゲームが進み、1ゲームあたり15分で終了してしまった。この調子でほとんど休みなしのまま、3ゲームを完了。かーちゃんは疲れたぞー。もう1ゲームやりたい!とわめくのっちを引きずってボウリング場を後にする。
のっちは100を超えられず不機嫌きわまりない。その日のラッキースコア87を見事ゲットして、1ゲーム無料招待券をせしめたんだから、そんなにぶーたれるなよぉ。
ぽん(つれあい)は土曜なのに仕事に行っており夕食はいらん、と言うので、のっちと私はそのまま荻窪で晩御飯を外食することに。それでものっちの機嫌は直らず、なんとなんと、そのあとカラオケに行くことになってしまった。
カラオケ1時間の予定が、やっぱり1時間半。のっちは今どきの曲をセレクトするが、私は相変わらず80年代洋楽・歌謡曲をたどたどしく歌う。オレンジレンジを3曲、いっしょに熱唱した。子供のおかげでラップも歌えるようになって、ちょっと嬉しいかも、だった。
翌日(きょう)、いきなり脚が筋肉痛である。ボウリングはスクワットやってるようなもんだもんね。いやカラオケで元気になったのっちといっしょに飛び跳ねたのが効いたのか…。
春休みもあと2日なのに、桜はまだ1分咲きのまま。
石神井公園のあたりでは、あちこちで「桜のつぼみを愛でる会」が開かれていた。ホントはお花見のはずだったんだろうけどねぇ。
今朝方の地震。
うちは5階建て団地の1階なのだが、震源が遠いときは
初期微動=窓ガラスがカタカタ鳴る、が前触れとして起こり、
その後、ゆさゆさゆさ、と揺れる。
今回も「カタカタ」と鳴ったので
「あ、遠いな」と思いつつ目が覚めたが
ゆさゆさゆさ、がいつもより大きく長いので、かなりビビった。
NHKラジオをつけ、30分ほどニュースを聞いてから
再度眠ろうとしたが眠れず、結局5時半に起きた。
7時半、いつものようにのっちを起こし
「朝、地震があったんだよ」と言うと、きょとん?
こどもの眠りって深いんだよなあ。
羨ましい。
きょうもこどもと太鼓三昧。
久々にゲームにハマっております。
リズムに合わせて太鼓をたたくだけのシンプルなゲームなのだが
なかなかどうして奥が深い、楽しい。
特訓の結果、最難関レベルのうち
「ガッチャマン主題歌」(誰だ〜誰だ〜だれっだぁ〜♪)
「夏祭り」(Zoneのヒット曲)
をクリアできるようになりました。単純にうれしい!
今もってクリアできないのが
「travelling」(ウタダ)
「ルパン3世」(ルパンthe third♪)など。
これら、裏拍系っぽいのは、どうも苦手。
プレステのコントローラー使いすぎて
指が筋肉痛って、あほやん。
昨日、ワタシが久しぶりのポタを堪能している間、
のっちとぽんは、共通の趣味(?)ゲーム三昧しておった。
鬼の居ぬ間に急げとばかり、駅前のゲーム屋に行き、
プレステのソフトを買ってきた模様。
ご機嫌で帰宅したワタシを待っていたのは太鼓を連打する音。
★太鼓の達人(ナムコのページ)
おうおう、これ、昨年5月に家族で神戸行ったとき
時間つぶしにゲームセンターでやりましたな♪
そのときは、ホンモノ(ゲーム用)の太鼓とバチだったが
家庭用ゲームだとコントローラーでやらねばならん。
コントローラーを使いこなせない私はしょっちゅうボタンを押し間違え、
なかなかクリアできん!!!
気づけば、のっちから主導権を奪い(コントローラーは2つあるのだ)
必死に太鼓たたいて、いやボタンを押しまくるワタシであった。
久々のポタ後、久々のゲーム体験。
太鼓にハマった夜だった。