初めて、じゃないや2回目に荒川を走ったとき。2003年11月上旬のこと。
葛西臨海公園まで車で連れてってもらい、そこから延々と上流へ上流へ。
秋が瀬公園まで行った。確か、あれは私のヘルメットデビューでもあり、
初めて1日に100km走った記念日でもあった。
いっしょに行った仲間3人はみーんなローディ、私だけMTBだったし、何より
脚力も違うし、で、いつの間にやら私はひとり旅になっていた。
(そのときのレポートは「あらかわ・あらかた・ひとり旅」ってタイトルで前の会社内のサイトにUPしてたんだが、今となってはアクセスできないんで今度こっちにもUPしようっと)
で、その「荒川遡上」のときに気づいたこと。
すれ違うローディさんたちが、なぜかみんな顎をしゃくるのだ。
何してはりますのん? 顎の下、かいいのん? ヘルメット脱げそうなん?
…なんて思ってた。
しばらく走ったとき、ふとひらめいた!
顎しゃくりは、サイクリストの挨拶なのだと。
その後の荒川遡上道中は、私も「顎しゃくり」には「顎しゃくり」でご挨拶を返すようにしてみた。返すんじゃなく、自分からもしてみたりしたが、反応があるときとないときがあって、ないと非常に悲しかったりした。
もちろん、気づかなかったときに私も挨拶を返していなかったわけなので、
この場を借りて深謝します。いや、もう時効ですって!?
なぜ、この話を突然、思い出したかと言うと、yaezoさんという方のブログで
で
「多摩湖でサイクリスト同士の挨拶を広めよう」と書かれていたから、なのである。
昨年11月に多摩湖の不完全1周(途中で山道に離脱したため〜これもまたいつつか遡ってUPします)をしたときには
やはり何人かのローディーさんに会い、挨拶を試みた。でも、挨拶返ってこなかったなあ。トレーニングに集中してはるんやろなあ、とあまり気にしなかったけど、ちと寂しかった。
私のようなナンパでやわやわな自転車乗りから挨拶もらっても、本格的トレーニングをしているローディーさんたちは嬉しくないだろうけど、でもやっぱり「挨拶を交わす」のは楽しいことだ。
サイクリングロードで本気でトレーニング中の皆様、余裕があれば挨拶してくださいまし〜。
手をあげなくってもいいですから。「顎しゃくり」で十分ですから(笑。