平日に休みをもらって上野へ行くことにした。
お目当ては国立博物館で開催中の「妙心寺展」。
期間は3/1(日)だが、最終週の週末になんぞ行ったら激混みなのは目に見えており、何が嫌いって美術館のダダ混みほど嫌いなものはない!ので、思い切って有給休暇をもらったのだ。
こういう点は関西の美術館はよかった。
どんなに人気の展覧会でも、ゆったり鑑賞した思い出しかない(神戸、大阪、京都、滋賀など)。
まあまあ混んでいるけど好きな絵の前にじ〜っと立ち止まっていても人の流れを妨げるほどではないかな〜ってのが、正しい美術館の「混み方」だと思う。
さて平日(火)の上野。折からの雨模様で出足は少ないだろう、と楽観していたのだが、読みが甘かった。
人多いわー!小雨なんて物とせず人は出かけるのである。
初めて訪れた国立博物館<平成館>は、予想以上に賑わっていた。
妙心寺。確か、大学のときに行ってる…はずなのだが記憶が定かでない。
のどかな嵐電(比叡電鉄・嵐山線)に乗って、春に訪れたような気がする。
古刹の禅寺に伝わる数々の品。豪華なものではないが、どことなーく懐かしい風情。
…と、天井からぶらさがる龍の巨大バナー(もちろんレプリカ)や、絢爛たる屏風、襖絵が陸続と現れてきた。
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