うちは夫婦であまり趣味が合わず、いっしょに映画に出かけるのも
多くて年数回。
お盆、お正月、クリスマスってなところだ。
その合間に、お互い好きな映画を適当にひとりで鑑賞してる。
んで「宇宙戦争」。
珍しく意見が合ったので、これ幸いといっしょに出かけた。
つれあいが「ホラーだ」と言い張るので、ひとりではみたくないよーんと
珍しく弱気になっちゃったせいもある。
んで「宇宙戦争」の感想。
確かにホラー風味であった。火星人ぐちょぐちょ系でグロテスク。
人類がパニックになっていく様子もホラーっぽい。
何よりホラーなのは、トム・クルーズの娘役ダコタちゃんの悲鳴。
悲鳴ちゅうよりは「金切り声」。
それも一本調子な「キャーっ、きゃいきゃいきゃーっ」じゃなくって
「グギャーーーーー、ヴヒャァァァァァ、キェェェェェーッ」
と、シーンにより、身の毛もよだつような何種類かを使い分けてる。
このコ、すごいわ、と思った。
1度も笑顔を見せず、悲鳴と目の演技だけで恐怖を表現してる。
対して、トム・クルーズはやっぱり生来の「さわやか笑顔」が邪魔して
ダメ父ちゃんが今ひとつダメに見えませんねん。
全体としては「宇宙人襲来の恐怖」をきっちり描いたSFパニック映画として
及第点だと思う。
でもねー、家族愛に生きるあまり、助けてくれた恩人にあの仕打ちはどうよ?とか、オヤジに反抗して危険を顧みず宇宙人との戦いの現場に飛び込んで行った息子の運命はあれでいいのか?とか、人類より優れた知能を持つはずの火星人が、なぜ地下室に潜む主人公たちに気づかないのか?
等々。
いろいろツッコミどころが満載で、映画鑑賞後の話題には事欠かない。
そういう意味では最高の(?)デートムービーですわ~。
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Comments
ヒュ~ヒュ~ッ!
デート...いい響きですね~
暑い中なおさらお暑うございますな(笑)
宇宙戦争の本ありましたよ。
小さい頃読んだので、あまり良くわからなかったような記憶があります。
おぼろげに表紙の絵が印象に残っていますね。
今から30年位前のことですが、SFってすごいなって思います。
もともとのオリジナルがああいう話なので、しょうがないですよ。おじさんを殺すのも同じだし。ラストも同じだ。
この映画のダメなのはシーンシーンが全然繋がってないことだなあ。細切れに見せられてる感じだった。映画というよりアトラクションのようだ。
それでも、最初の音の恐怖とか良いですねえ。スピルバーグはああゆうの上手だ。
☆Ezさん
そ、たまには「夫婦でデート」もよいですよ。
Ezさんもいかがでしょう?
「宇宙戦争」原作は古いんですよね。表紙の絵って、もしかして、典型的火星人の絵でしたか?
☆みゃ
おじさんの絡みも原作どおりなんだー、そっか。
シーンがつながっていないとか気づかないほど、ハラハラしておりました。こわかったもん。でも、地下室探索している火星人が「ぼぉーん」という母船の音で呼ばれて、そそくさと帰っていく姿はなんかおかしかったわー。
宇宙戦争、ちょっと前に見ました。
あの、女の子は、冗談抜きでハリウッドの大女優だ!といううわさですね。
しっかし、あの映画、原作は読んでなかったので、
どやっておわるんやろっておもってたら、意外にめちゃめっちゃあっけなかった。
散々脅かされたあげくだったので、拍子抜けしてしまいましたわ。
PS
途中で「大阪」が出てきたときには、ぷぷってふきだしちゃいましたw
なえっちさん初めまして!
あの女の子、そんなに評価されてるんですか、知らなかった。子役からの脱皮はむずかしいけど頑張ってほしいですね。
>途中で「大阪」
そう!なんで大阪やねん!とスクリーンに向かってツッコミました(笑。
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