• 2006.05.18 Thursday

迷い道くねくね@多摩丘陵

いつか黒川へ自転車通勤する日を夢見て、最近せっせと会社近くを歩いては、裏道開拓&地理把握にこれ努めている。なんてったって家からの直線距離8kmもないのである。練馬から新宿に通うよりラク…なはずはない。間には、どうしても越えねばならない山があり、谷がある!

多摩センターあるいは永山までは乞田川か大栗川沿いルートを通れば、ほぼアップダウンなしで行けそう。問題はそこから。

日が長くなったのをいいことに、会社帰りにウロウロ探検しているのだが、如何せんいつも天気が悪い。小雨の日に何度か歩いて、黒川の広大な畑を通って若葉台に抜ける「農園ルート」は何とか目処がついた(坂道だけど)。

暮れなずむ農園の眺め。会社から徒歩10分で、この長閑さ!
黒川東農園の夕焼け

先日、6時前に会社を出られたので、はるひ野まで歩いてみることにした。鶴川街道の「黒川」交差点から汁森神社の脇を通る新しい広い道沿いにはるひ野へ抜ける。ゆるく、しつこく登り道。はるひ野は黒川とも永山とも尾根で隔てられた盆地のような趣。造成の終わった宅地は道路より一段高くなっているところが多く、谷底を歩いている気分だ。

家が建つのをじっと?待っている、造成地の立ち木を見上げる。暗いのは時間のせい!
はるひ野の木

永山を望む尾根(神奈川・東京の県境でもある)に上がる階段を見つけたので、登ってみる。これがマチガイのもとだった。おとなしくはるひ野駅へ行けばよかったのだ…。

尾根から見下ろすはるひ野。白い点々は灯ったばかりの照明。遠景は若葉台のマンション群だ。
尾根から見るはるひ野

階段が途切れると薄暗い雑木林のダートな小道が丘を登っていく。尾根に出
てから2度目のマチガイ。右へ行けばよかったのに左へ進んでしまい、結果的に永山までの遠回りルートを選んだことに。途中、永山の団地でちょっと迷ったせいもあって、会社から1時間半の歩きで汗びっしょりになった。

暑さだけではなく、冷や汗も多分に混じっていた。昼間は木漏れ日が差し、とても気持ちいい道だろう尾根上の「多摩・よこやまの道」も、平日6時半過ぎ、日もかなり傾いて、人っ子一人通らない山道。尾根幹線の車の音が聞こえる近さとはいえ、どんどん暗くなる尾根道のアップダウンを小走りしても、近いはずの下界に降りる道がなかなか見つからず、どこまで行くんじゃい!と心細くなった。

やっと車道に出たが、尾根幹線の歩道を歩く人は、これまた殆どいない。人に会ったのは、多摩給食センター前で尾根幹線を離れ、住宅地に入ってからのことだった。

車止めのある尾根幹線の一部。車以外つまり歩行者と自転車はOKなのね。今度走ってみようっと。
尾根幹線の車止め

黒川から永山まで電車で4分。なのに歩くとこんなに遠いんだ〜。トンネルを抜け最短距離を行く電車が羨ましく思えてしまう。

★今回の教訓★
◎よこやまの道は基本的にハイキング道なのでMTBでないと無理。MTBでも担ぎが入ること必至。
◎住宅地のすぐウラとはいえ、平日夕方に歩くのはイカン。寂しすぎる!
◎永山駅に駐輪場あり。自転車通勤の往路、時間切れになりそうだったら自転車を停めて電車に乗っちゃう手もあり。

以上、いつか自転車で踏破するための、徒歩による多摩丘陵散策報告でした。

Go to top of page

トラ的bikeのポタDays
…てか最近はballetな日々

今年もがんばれ阪神タイガース!クリックするとタイガース公式サイトへお連れします♪

カレンダー

<< May 2006 >>
SunMonTueWedThuFriSat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031