• 2005.08.03 Wednesday

府中・旧甲州街道沿いの送り火

8月に入った。毎日暑い。暑すぎる。
あぢーと言いながらもお盆が来て、京都五山の送り火の頃に暑さ最高潮。
関西出身の私にとって8月の経過はそういうもんだと、刷り込まれている。
(「大文字焼」で有名な五山の送り火は、古来、京の都の風葬の地であった蓮台野、紫野、化野、鳥辺野などの近くの山で点火される。)

ところが。
東京・府中ではすでにお盆は終わってしまっているのだ!

8月3日の朝、いつものように旧甲州街道沿いを歩いて通勤していた私は
こんなもん見っけたんである。
府中のお盆
撮影したのは8月5日なので、送り火のあとは片付けられてしまっているが、
3日の朝には、茄子や胡瓜で作られたお馬さんのそばに、確かに火を焚いたあとの黒い灰が残っていた。

旧甲州街道が甲州街道と合流するちょっと手前のこのあたりは、旧家や農家も多く、撮影したのは、街道南側の畑でとれたての野菜を直売する農家の軒先である。

その日のお昼休み、野菜を買うついでに聞いてみたところ、

「府中のこのあたりでは、迎え火が7月31日、送り火が8月2日なんです。
でも旧甲州街道のあっち(北側)では、また日が違うんですよねー」

という答が。

へぇ〜!
知らなかった。
関東では7月13〜15にお盆をするところが多いのは気づいていたが、これにはホントにびっくりした。

西日本と東日本、いろんな違いがあるのだな。
またひとつ、違いを見つけた夏なのでした。

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